「同棲を解消したいけど、まだ相手が好きだから踏み切れない」
同棲解消でありがちな悩みの1つです。
もともと相手が好きだから、付き合い始めました。
真剣な交際の末、もっとお互いを理解したいと思い、同棲を始めることになりました。
同棲を始めてから、さらにお互いを深く理解することができたでしょう。
そのため多くの人は同棲の継続を「相手が好きかどうか」で判断する傾向があります。
相手が嫌いになって別れることになれば、同棲解消も早く決断できますが、相手がまだ好きなら判断の難しいところ。
好きなら、同棲を続けたほうがいいのか。
好きでも、同棲を解消したほうがいいのか。
ここが要チェックです。
実は、同棲の継続・解消を、好きかどうかで判断するのは不適切です。
同棲を解消したくても「好きだから」という理由で続けていると、曖昧な関係がずるずる続きます。
「結婚することも別れることもできない」という中途半端な状況になり、出口が見えない状況に陥ります。
では、どこで判断すればいいのか。
同棲の基本を思い出してください。
同棲は、結婚相手としてふさわしいか見極める手段。
すなわち、同棲を続ける判断は「好きかどうか」ではなく「結婚相手としてふさわしいかどうか」で考えるのが正解です。
そのため、結婚相手としてふさわしくないとわかれば、たとえまだ好きであっても、同棲を解消するのが得策です。
恋愛感情を中心に考えがちですが、同棲を始めた時点で結婚に片足を突っ込んでいる状態です。
自分の気持ちに反する行動のため抵抗感に苦しみますが、真剣に将来を考えるなら賢明な判断と言えるでしょう。