なかなか説得できないと、だんだん疲れてきます。
言っていることを、きちんと理解してもらえない。
思うように話が進まない。
そんな状況が続くと、だんだんストレスがたまり、いらいらしがちです。
そして、ストレスの限界になったとき、うっかりやけになった行動を取ってしまいます。
「わかった、わかった。別れたいのでしょう。もういいよ。さっさと別れよう」
投げやりな態度で説得を諦めてしまい、別れを受け入れてしまう。
よくありがちですが、これはよくありません。
あなたの態度が乱暴になれば、建設的な話もできなくなり、完全に別れが成立します。
話し合いの雰囲気が悪くなり、感謝も伝えられず、後味の悪い別れ方になる。
悪影響はそれだけではありません。
別れてから、自分の稚拙な行為を恥じて、後悔することになるでしょう。
「なぜあんなに腹を立てていたのだろう」
「あのときもう少し粘っておけばよかった」
「きちんと仲直りしていれば、今とは違った人生を送っていたのではないか」
やけになって別れてしまったことを後悔するのです。
どんなにストレスがたまっても、やけになって別れることがないようにしてください。
どんな状況であっても、最後まで冷静で落ち着いた態度を貫くこと。
不快感が強くなれば、休憩を入れたり飲み物を飲んだりなど、落ち着く時間を作ります。
たとえ説得を諦めるときも、落ち着いた中で受け入れます。
説得を続けるにせよ諦めるにせよ、一貫して理性と自制心だけは保つよう心がけることが大切です。