相手を引き止めるなら、別れた後の苦しみを語ることも有効です。
別れた後、どんな苦しみに見舞われるか想像してみてください。
考えたくないかもしれませんが、大事なことなので頑張って想像してみます。
想像できれば、その様子をありのまま伝えます。
「別れた後は落ち込んで、ずっと泣き続けている」
「失恋のストレスで、大食いに走りそう」
「生きがいがなくなれば、私はどう生きていいかわからない」
「別れた後も忘れられず、ずっとあなたを思い出していると思う」
「1日中、ため息をついていると思う」
「きっと仕事中にも泣いている」
「泣きすぎて、ずっと目が赤く腫れていそう」
「勉強に集中できず、悩む日々が続きそう」
相手も人間です。
あなたの苦しみを聞いているうちに、相手は申し訳ない気持ちが強くなるでしょう。
相手は罪悪感が大きくなるにつれて、別れの決意が緩んでくる。
うまくいけば、別れ話の撤回を促せるはずです。
別れた後の苦しみを語るのは有効な方法ですが、注意点もあります。
苦しみの表現が、限度を超えて脅迫にならないよう注意してください。
たとえば「別れたら自殺するかもしれない」「自暴自棄になって誰かを傷つけるかもしれない」などの一言は大げさです。
引き止めるつもりが脅迫になると、別の問題に発展します。
別れた後の苦しみを語るのはいいのですが、あくまで常識の範囲を心がけましょう。