久しぶりに連絡を取ったとき、最近の様子について聞くのが定番です。
「最近はどう過ごしているの?」
「家族のみんなは元気ですか」
「別れてから、誰かと付き合っていた?」
やはり別れてから、相手がどんな過ごし方をしていたのか気になるもの。
相手の近状がわかれば、安心できたり信頼関係が深まったりします。
しかし、相手がすべて包み隠さず話してくれるとは限りません。
話を濁されたり、言いにくそうにしていたり、黙っていたりする。
このとき、しつこく聞き出そうとするのはよくありません。
「もっと詳しく教えてよ」
「言ってくれるまで動かないよ」
「少しくらい話してくれてもいいでしょう」
誰でも言いたくない事情はあるもの。
たとえば、別れてから別の人と付き合っていたなら、元恋人には話しにくいはずです。
何か複雑な事情があるのかもしれません。
相手が言いにくそうなことは、しつこく聞かないように心がけましょう。
「相手の近状がわからないままでは信頼関係が取り戻せない」と思うかもしれませんが誤解です。
言いたくないことを無理やり聞き出そうとするほうが、信頼関係に悪影響です。
無理やり聞き出そうとすると、信頼関係を取り戻すどころか、壊れてしまうでしょう。
言いたくなさそうな様子に気づけば、それ以上深く追求せず、別の話題に移るのがスマートです。
相手の様子に不明点があると不安になるかもしれませんが、ずっと謎のままとは限りません。
お互いの信頼関係が深まるにつれて、相手から少しずつ話してくれるようになるでしょう。