恋愛で嘘をつくなら、種類に注意です。
「嘘をつくのは悪いこと」という認識が一般的ですが、あながちすべての嘘が悪いとは限りません。
たとえば、かわいい嘘ならまだいいのです。
たとえば「今日は給料日だからおごるよ」という一言があったとします。
本当は給料日というのは嘘で、お金にも余裕はない。
自分を楽しませてくれるような嘘なら「かわいいな」と思えるでしょう。
ばれたとしても、人間関係に悪影響になることは少ないはずです。
思わず、くすりと笑ってしまうような嘘ならまだいいのです。
本当にいけないのは、信頼を傷つけるような嘘です。
たとえば、異性と飲みに行きたいから「残業ができた」と嘘をついて、こっそり出かけるなどです。
一度嘘をつくと、ずっと隠し続けなければいけません。
嘘を隠すために、また別の嘘をつかなければいけなくなります。
これは意外に大変です。
完全に嘘を繕うのは思考力が必要になり、余計なところで疲れる原因になります。
しかも、ばれたときの悪影響も大きい。
一度傷ついた信頼は、取り戻すのに長い時間と多くの労力が必要です。
最初はささいな嘘でも、最終的には人間関係にひびを入れる結果になるのです。
相手を信用できなくなると、謝罪の言葉も信用してもらいにくくなります。
信頼を傷つけるような嘘はつかず、正直に伝えるのが賢明です。
正直に話して揉めることになったとしても、誠実さを見せていれば、いつか相手は理解してくれるはずです。
お互いに正直になれる関係が、理想的なのです。