面接に通らない人は、面接だけ入念にしようとします。
たしかに面接は、採用を決める重要な場です。
重要であることは間違いなく、面接が最大の勝負所と言っていいでしょう。
しかし、面接本番だけ注目するのはリスクがあります。
面接前の練習が抜けていれば、自分をうまく表現できないでしょう。
面接後の反省がなければ、同じ失敗を繰り返すでしょう。
面接本番だけきちんとしようとする姿勢は、失敗の原因になります。
面接に通る人は、面接本番も入念ですが、別の活動も入念です。
準備と復習です。
面接前は、準備をしっかりします。
企業のウェブサイトを隅々まで確認して、企業情報をしっかり頭にたたき込みます。
入退室のマナーや質問への対応も、しっかり準備します。
用意が行き届いて、抜かりがありません。
そのため、面接本番もスムーズです。
面接が終われば、次に復習です。
面接でのやり取りをノートにまとめ、自分の対応に不備がなかったか、確認します。
不備が見つかれば、どう改善するのが適切か考えます。
自分で考えてわからなければ、先輩や友人に頼って解決します。
自分の悪態を見直して、たとえ今回の面接が不採用でも、次に生かそうとします。
だからこそ、失敗があっても最小限に抑えることができ、就職活動に強くなるのです。