「自分の人生を採点するなら、何点ですか」
面接の多種多様な質問の中でも、特に答えにくい質問です。
誰でもこんな質問をされれば、まず言葉に詰まるでしょう。
しかし、黙っているだけでは話が進みません。
非常に答えにくい質問ですが、正直な気持ちで自己採点をしましょう。
この質問の意図は、応募者が自分の人生を、客観的にどう評価しているのかの確認です。
採点結果によって、自分の人生に満足しているかどうかが、面接官に伝わります。
気をつけたいのは、極端な点数です。
低すぎる点数や高すぎる点数は、できれば避けるのが賢明です。
たとえば、0点や100点などです。
インパクトを狙ったつもりかもしれませんが、面接官によっては、ふざけていると解釈して受け止めることがあります。
インパクトを狙うより、あくまで客観的な採点をしましょう。
最初にはっきり点数を言いましょう。
面接の受け答えの基本は、最初に結論です。
ただし、結論だけで終わらせるのではなく、続けて理由も述べましょう。
たとえば、80点という採点をしたとします。
「なぜ80点なのか」
「なぜ20点の減点なのか」
加点と減点の具体的な理由を、過去のエピソードを交えて、具体的に答えます。
同時に、今後の課題や目標も紹介すれば、うまく質問を締めくくれます。