「あなたにとって、仕事とは何ですか」
「社会に出て、働く理由を教えてください」
基本的に難しく構える必要はなく、自分の正直な意見を述べましょう。
夢を語ってもいいですし、目標を語ってもかまいません。
基本的に自由ですが、次の2つのポイントを意識しながら答えましょう。
お金のために働くのは、正直な動機でいいのですが、面接官にとって好ましい回答とは言えません。
「生活費を稼ぐために働きます。親から自立したいからです」
それなりの理由をつければ、一見、好ましい回答に聞こえるでしょう。
しかし、面接官にとっては苦手とする動機です。
お金を目的に働くなら、それ以上に給与がいい企業があれば、すぐ転職するでしょう。
目的が不安定である上、転職や辞職の可能性も高く感じるため、採用したくてもためらいます。
お金だけのために働く人もいるでしょうが、そうであっても、伏せておくほうが賢明です。
働く理由について答えるときは、成長や貢献のニュアンスを含めると好印象です。
「自分を成長させるために働きたい。大変な仕事も前向きに取り組むつもり」
「自分の能力を存分に生かして、企業の利益に貢献していきたい。ゆくゆくは社会にも貢献していきたい」
お金について質問されたときは「成長や貢献を追いかければ、お金は後から付いてくる」というくらいがいいでしょう。
あくまで成長や貢献を第一とするのが、上手に回答するコツです。