面接で部屋に入ったとき、持参したカバンは、どこにどう置きますか。
余っている椅子があれば、その椅子の上に置きたくなるのではないでしょうか。
スペースが空いていますし、カバンにも手を伸ばしやすい位置です。
誰の迷惑にもならないように思えます。
しかし残念ですが、カバンを椅子の上に置くのは、マナー違反です。
「カバンの底は汚れている」という考え方が一般的です。
底が汚れたカバンを無断で椅子の上に置くのは、椅子を汚すことになるため、マナー違反に当たるのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
立てられるタイプのカバンなら、椅子の横に立てて起きましょう。
もし立てられないタイプのカバンなら、椅子の脚の部分に、立て掛けるのが適切です。
このマナーは、カバンだけでなく、バッグについても同様です。
また、面接にかぎらず、プライベートや友人宅に訪問した場合も同じです。
ただし、椅子の上に置いてもかまわないという許可があれば、その限りではありません。
また、荷物置き場を用意された場合は、感謝を伝えたうえで、利用できます。
気づかないうちに不快感を与えないよう、十分注意しましょう。