履歴書を、どんな買い方をするかです。
「自分は10社くらい応募するから、履歴書も10枚くらいでいいかな」
そう思って、予定に合った履歴書の枚数を買うのではないでしょうか。
普通の買い方なら、自分が応募する企業の数に履歴書の枚数を合わせようとするでしょう。
それでもいいのですが、少し弱気すぎるのではないでしょうか。
もちろん無駄を省くのは大切です。
しかしいくら無駄を省くとはいえ、履歴書を買う時点で必要最低限を意識するのは、早すぎるのではないでしょうか。
企業研究をするうちに就職活動の気持ちが高ぶり、10枚以上書きたくなる可能性は大いに考えられます。
しかし、履歴書が10枚しかなければ、10枚以上書きたくても書けないのです。
「そのとき、また履歴書を買えばいいではないか」と思いますが、現実は、そう単純ではありません。
気持ちとは、すぐ冷めるもの。
「今度、履歴書を買おう」と思って時間をおくと「まあいいか」という考えに変わり、行動しなくなるのです。
必要最低限の枚数を買うのは、自分の可能性も、必要最低限に制限しているようなものです。
履歴書は、少し余分に買いましょう。
もっと書きたくなるかもしれないときのためにです。
余るかもしれませんが、余ってもいいのです。
履歴書が余っても、大きな損失になりませんが、履歴書が1枚足りなかったときは、可能性の大きな損失です。
上方修正する可能性のためにも、履歴書は少し余分に購入しておくほうがいいでしょう。
紙は多少無駄になるかもしれませんが、気持ちや勢いは、無駄なく活用できます。