名刺交換の30のマナー
名刺の受け渡しの流れ。
「名刺を受け取るだけの場合」と「名刺を交換する場合」では、手順が少し異なります。
それぞれの流れを確認して、どちらもスムーズにできるようにしておきましょう。
名刺を受け取るだけの場合
（ステップ1）名刺を受け取る
「頂戴いたします」と軽く頭を下げながら、差し出された名刺を、胸の高さの位置で両手を使って受け取ります。
名刺入れを座布団にしながら受け取ると、より丁寧な印象を与えることができます。
自分の名刺は持っていなくても、名刺入れだけは準備しておくと安心です。
（ステップ2）名前を確認する
名刺を受け取った後は、名刺に書かれている名前を一度、声に出して呼びましょう。
笑顔で「○○様ですね」と確認できると、好印象です。
読み方がわからなければ「失礼ですが、どうお読みすればよろしいでしょうか」と尋ねます。
（ステップ3）机の上に置く
受け取った名刺は、商談が終わるまで、机の上の見やすい位置に置きます。
いただいた名刺は、名刺入れの上に置くと、より好印象です。
（ステップ4）名刺入れに入れる
商談が終われば、名刺入れに名刺を入れます。
折り目をつけないよう丁寧に入れましょう。
名刺を交換する場合
（ステップ1）自分の名刺を差し出す
自分の名刺は、受け取りやすいよう、相手に向けます。
名刺は、名刺入れを座布団にして「○○株式会社の○○と申します」と名乗りながら、差し出します。
会社名も名前も、フルネームが基本です。
（ステップ2）名刺を交換する
「頂戴いたします」と言って、右手で自分の名刺を差し出します。
左手で、自分の名刺入れを座布団にして、相手の名刺を受け取ります。
相手の名刺の文字を指で押さえることがないように注意します。
（ステップ3）名前を確認する
名刺を受け取った後は、名刺に書かれている名前を声に出して呼ぶと丁寧です。
笑顔で「○○様ですね」と言えれば、好印象です。
読み方がわからなければ「失礼ですが、何とお読みすればよろしいでしょうか」と尋ねます。
（ステップ4）名刺入れの上に名刺を置き、それを机の上に置く
受け取った名刺は、商談が終わるまで、机の上の見やすい位置に置きます。
いただいた名刺は、名刺入れの上に置くと、より好印象です。
（ステップ5）名刺入れに入れる
商談が終われば、名刺入れに名刺を入れます。
折り目をつけないよう丁寧に入れましょう。
- 名刺を受け取るだけの場合と交換する場合の流れを理解して、身につける。
名刺交換の30のマナー
- たかが名刺交換、されど名刺交換。
- まず名刺を持たなければ、ビジネスが始まらない。
- 名刺を切らすと、自己紹介も中途半端になる。
- 名刺入れは、どう自分を見てもらいたいかを考えて、選ぶ。
- 兼用タイプの名刺入れは、相手に与える印象を考えたうえで、使用を検討する。
- 名刺を、財布やズボンのポケットから取り出さない。
- 名刺入れは、どこに入れておけばいいのか。
- 名刺を差し出すのは、原則として、立場の低い人から。
- 机を挟んで、名刺交換をしない。
- 名刺を受け取ったときの指の位置に注意。
- 両手で受け取った名刺を確認するとき、胸より下で見るのはマナー違反。
- 無表情による名刺交換は、誤解を与えやすい。
- 完全にきれいな名刺を渡すのがマナー。
- 名刺交換で見落としがちなのが、姿勢。
- 名刺をすぐ取り出せず、先を越されてしまった。
- なぜ名前の確認は、名刺交換のタイミングが最適なのか。
- 余裕があると、ちょっとした一言を加えると、話が弾みやすい。
- 受け取った名刺は、直接机の上に置かない。
- 相手の目の前で、相手の名刺にメモを書き込まない。
- 一度に複数人と名刺交換したとき、名刺入れの上には誰の名刺を置くか。
- 気づかないうちに、頂いた名刺で手遊びしていませんか。
- 初対面の社員同士の場合、名刺交換は必要か。
- 関係ない人まで、名刺を渡しすぎない。
- 複数人と名刺を交換するときの、ちょっとしたテクニック。
- 名刺のマナーを、手抜きしていい場面はない。
- 重要な相手にもかかわらず、名刺を渡せなかった場合の対処。
- 複数の肩書があるなら、名刺も名刺入れも、複数あっていい。
- せっかく名刺を頂いても、名刺入れに入れたままでは、十分生かせない。
- 名刺を捨てるときにも、マナーがある。
- 名刺の受け渡しの流れ。