執筆者:水口貴博

就職活動前に準備しておきたい30のこと

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大手から順に志願すると、就職活動が難航する。

大手から順に志願すると、就職活動が難航する。 | 就職活動前に準備しておきたい30のこと

就職活動でよく陥りがちな過ちがあります。

志願する順です。

就職したい業界が決まれば、その業界の大手から順に志願しようとします。

大企業から中企業、中企業から小企業、小企業から零細企業という順です。

シンプルに、大から小の順に志願しようとするのです。

もちろん大手に魅力を感じるのはわかります。

大手であればあるほど、規模も業績も大きく、給与も待遇もよいでしょう。

有名ですから、世間体もよくなるはずです。

しかし、やみくもに大手から順に志願するのは、得策ではありません。

就職活動に行き詰まるのが、確実だからです。

やはり大手には、多くの応募者が殺到します。

競争倍率が高くなればなるほど、選考も面接も厳しくなり、ハードルは高くなります。

よほど優秀な人なら別ですが、普通の人は、突破するのは大変難しいはずです。

大手から順に志願すれば、不採用の連続になるのは当然なのです。

就職活動とはいえ、体力・資金・時間は有限です。

大手から順に志願していると、途中で体力・資金・時間が尽きてしまいます。

卒業年度内に就職先が決まらず「自分の将来はどうなるのか」と、絶望するのです。

業界大手から順に志願するのは、ベストではありません。

大切なのは、マッチングです。

自分にふさわしい企業を志願しましょう。

企業の業務内容・規模・場所・社風など、総合を見たうえで、身の丈に合った企業を選びます。

たとえば、自分の力を思いきり発揮したいと思うなら、ベンチャー企業がふさわしいでしょう。

企業の業務内容が、自分のやりたい仕事と一致しているなら、企業の種類は何でもいいのです。

マッチングを意識して志願するのが、成功する就職活動への近道です。

就職活動前に準備しておきたいこと(27)
  • 大手から順ではなく、マッチングを意識して、志願する。
転職や独立が前提でも、就職活動を手抜きしない。

就職活動前に準備しておきたい30のこと

  1. 「働きたい」と思ったときから、就職活動は始まる。
  2. 「就職は難しい」と決めてかかる人の就職は、本当に難しくなる。
  3. 社会に出て、楽しげに働いている自分を想像する。
  4. 一般的な就職活動の流れ。
  5. 就職を有利にする、3つの準備。
  6. 就職活動に必要な金額は、およそ25万円。
  7. 借りられる物は、借りて済ませる。
  8. 早くて有利になることはあっても、遅くて有利になることはない。
  9. 「何だろう」に挑戦することが、就職活動の準備になる。
  10. 見栄・体裁・世間体で仕事を選ぶと、就職してから苦労するだろう。
  11. 就職活動の鍵を握るのは、スケジュール管理。
  12. 就職活動の余裕を底上げするのは、体力。
  13. 就職活動は、マラソンと同じ。
    最初に飛ばしすぎると、息切れする。
  14. 就職活動は、1つだけ頑張っても意味がない。
  15. 就職内定率を気にしても、仕方ない。
  16. 親に就職先を命令されたときの対応方法。
  17. 自分の人生は、自分のもの。
  18. 仕事の意味は、後から見つけても、遅くはない。
  19. 就職前に、資格をたくさん取っておくほうがいいのか。
  20. 就職活動に有利なのは、どこの新聞なのか。
  21. 「社会人になれるかな」と考える必要はない。
    社会人になるしかないから。
  22. 即戦力は、あって邪魔にならない。
  23. 正社員のイメージが湧きにくいときは、インターンシップ。
  24. OB・OG訪問は、早い時期から始めることも可能。
  25. 経営者の成功物語を読んで、仕事への意欲を高める。
  26. 評価を狙ったボランティア活動では、ボランティア精神が養われない。
  27. 大手から順に志願すると、就職活動が難航する。
  28. 転職や独立が前提でも、就職活動を手抜きしない。
  29. 必要性を感じないことなら、無理にする必要はない。
  30. 明るい未来を考えると、勇気が出る。
    暗い未来を考えると、勇気が出ない。

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