資格は、能力のアピールに役立ちます。
就職対策として、就職活動前に資格をたくさん取ろうと考える人も多いでしょう。
資格の中には、簡単に取得できるものもあります。
たった数日の勉強で取れる資格もあるようです。
簡単でもいいから、何か資格を取っておいたほうが就職活動は有利になると思うかもしれませんね。
この点について、いま一度、考えてみましょう。
まず「簡単に取れる」という理由だけで資格を取ろうとするのは、得策ではありません。
大切なことは、就職したい業界に役立つ資格かどうかです。
簡単に取れる資格が仕事で役立つなら、取っておいたほうがいいでしょう。
簡単に取れる資格でも、仕事に関係するなら、アピールの1つになるはずです。
企業にとって、能力のある応募者を歓迎しないはずがありません。
しかし、簡単に取れても、仕事に関係なければ、アピールにはならないでしょう。
たとえば、外資系への就職活動で、クレーン操作の資格を持っていても、無意味です。
趣味として取得するのはいいのですが、就職活動に役立つかというと、疑問が残ります。
仕事につながるからこそ、採用担当者は評価します。
国際関係の仕事なら、英語の資格です。
技能労働の仕事なら、機械操作の資格です。
就職対策として資格を取るのは1つの方法ですが、資格の種類には注意が必要です。