就職活動は、どのような流れがあるのでしょうか。
適当に進めればいいと思うのは、得策ではありません。
順を誤ると、遠回りになったり手遅れになったりする場合があります。
就職活動には、一般的な流れがあります。
もちろんルールとして決められているわけではありません。
都合に応じて、順を変えたり同時進行をしたりすることも可能です。
目安として、大まかな流れを押さえておきましょう。
最初は自己分析から始まります。
自分の長所や短所、得意や不得意、性格など、自分を詳しく分析します。
自分のことを知るから、ふさわしい業界・職業・職種などもわかってくるでしょう。
自己分析のデータを手がかりに、次は業界研究を始めましょう。
広く浅くで十分です。
業界を一通り知ることで、自分にふさわしい業界が見えてくるはずです。
就職したい業界がわかれば、次にその業界に属している企業を研究します。
その業界にあるすべての企業を知るつもりで、できるだけ多くの企業と出会いましょう。
選択肢が広がるほど、自分に合った企業と出会いやすくなります。
企業によっては、筆記試験が準備されている場合があります。
筆記試験のない企業もありますが、教養や一般常識としても役立ちますから、準備することをおすすめします。
就職したい企業が決まれば、OB・OG訪問をおすすめします。
実際に正社員として働く社会人と接することで、仕事観が把握でき、仕事のイメージも膨らみやすくなります。
OB・OG訪問をしておけば、人事に報告が届き、エントリーシートによる選考で有利になる場合があります。
エントリーシートは、受け付けの開始と同時に提出するのが理想です。
提出が早ければ早いほど、意欲や熱意を認められやすくなるため、早期選考につながりやすくなります。
志望企業が企業説明会を開催するなら、ぜひ出席しましょう。
単独の企業説明会の場合は、その場で抜き打ちの筆記試験や集団面接が行われることがあります。
事実上の1次面接になる可能性があるため、第1志望なら、ぜひ出席したいところです。
選考は、筆記試験から始まるのが一般的ですが、筆記試験のない企業もあります。
面接の形式も、企業によってさまざまです。
志望企業がどのような形式で面接を行うのか、事前に確認しておきましょう。
すべてを突破すれば、無事、内定です。
ただし、複数の企業から内定をもらった場合は、入社する企業の絞り込みが必要です。
内定を辞退する場合は、丁寧に断りの連絡をします。