結婚前にしておきたいのは、喧嘩です。
喧嘩は喧嘩でも、思いきった喧嘩です。
殴り合いはダメですが、激しい言い争いくらいはしておきたいところです。
恋人と喧嘩をしたことはありますか。
普段の付き合いでは、喧嘩をしないように接していることでしょう。
相手の気分を害さないように接することは、素晴らしい心がけです。
喧嘩のないような関係を、このままも続けましょう。
ただし、喧嘩を一度もしないまま結婚するのは、注意が必要です。
喧嘩をしないと、相手の本質がわからないからです。
私たちが普段接するときは、本音を隠しているものです。
好きな人の前だからこそ、実際より外見をよく見せようとする態度に出るものです。
喧嘩をしないままでは、相手の本質を知らないままになります。
人は、むかっとしたとき、本性を現します。
今まで隠れていた考えを、口にします。
今まで隠していた本音が、表に出ます。
そうした本音や本性を一度は見ておかないと、結婚にリスクがあります。
結婚後、喧嘩をしたときに、相手の思わぬ本音や本性がわかり、驚くことがあります。
暴力を振るうタイプかもしれません。
暴言を吐くタイプかもしれません。
逃げ出すタイプかもしれません。
そういう状況になってみないと、わかりません。
仲直りをできる人かどうかも、喧嘩をするから、わかります。
だからこそ、結婚前に喧嘩が必要です。
喧嘩によって、お互いの本音や本性をさらけ出す機会になります。
喧嘩も、悪いことではありません。
きちんと仲直りすれば、喧嘩をする前より仲が深くなります。
お互いのことをよく知るために、必要なプロセスです。
本当に仲良くなるために必要な儀式です。
隠し事が何もない状態で結婚するのが、理想です。