オリンピックのプロスポーツ選手は、強い精神力を持った人ばかりです。
気合、集中力、忍耐力などがあります。
負けん気が強く、我慢強くて、積極的な姿勢があります。
もちろん生まれつき精神力が強いから、優秀になった人もいるでしょう。
しかし、すべての人がそうではありません。
オリンピック選手でも「もともとは弱気で引っ込み思案だった」という人が、多くいます。
「スポーツを通して精神力を鍛えた」と、誰もが同じことを言います。
どういうでしょうか。
実は、スポーツそのものが、精神力のトレーニングでもあるのです。
たとえば、筋トレを思い出してみましょう。
ダンベルを上げ下げするときは、心の中で「苦しい。もう少し頑張ろう」を繰り返します。
筋力を鍛えるのは、苦しみをこらえることでもあります。
筋トレをするたびに、苦しみをこらえる経験になります。
やる気を出したり、集中したり、我慢したりしなければなりません。
その結果、精神力も強くなるのです。
筋トレだけではありません。
日頃のトレーニングから本番まで、スポーツはすべて、精神力を鍛える連続です。
スポーツは、体を鍛えると同時に、精神力を鍛えることでもあるのです。
精神力を鍛えるなら、スポーツをしましょう。
激しいスポーツが難しければ、軽い運動でもかまいません。
ウォーキングでも、ジョギングでも、筋トレでも大丈夫です。
精神力は、スポーツを通すと、鍛えやすくなるのです。