私は先日、皮膚科の病院に行ってきました。
小さなかゆみがあり、診てもらおうと思いました。
しかし、診察室に入って事情を話すやいなや、すぐ先生がわかりきったように、ぺらぺらと話し続けたことが、少し残念でした。
私は「先生が話をするより、もっと私の話を聞いてほしいな」と思いました。
問診の間、先生のほうが圧倒的に多く話していて、私は言いたいことが言えず、余計に疲れてしまったのです。
医者の役目は、薬でも肉体的治療だけでもなく、言葉による精神的治療も兼ねています。
「聞くこと」は「癒すこと」でもあります。
たくさん話を聞いてあげることは、相手を癒してあげることになるのです。
体の中にストレスが限界までたまり、吐き出したがっているのです。
聞き手になることで、あなたは上手に相手のストレスを吐き出すお手伝いができるようになるのです。