高級レストランともなれば、オーダーするのは、基本的にコース料理になるはずです。
このとき、1つ、心がけておきたいことがあります。
特別な理由がないかぎり、できるだけコース料理のランクは、相手と合わせるようにしましょう。
たとえば、相手がAコースを選べば、あなたもAコースを選びます。
相手がBコースを選べば、あなたもBコースを選びます。
空腹状態や体調にもよりますから、相手と相談をしたうえで、コースのランクを決めるといいでしょう。
ランクを合わせることで、前菜からデザートまで、品数が合います。
同時に食事が出れば、食事での会話も弾みやすくなりますし、食事も同時に進めやすくなります。
感動したり話をしたりするタイミングが、合いやすくなるのです。
この「一致している」という感覚が大切です。
相手と趣味や性格が合っているような雰囲気が出やすくなります。
異性との付き合いでは「一緒だね」「同じだね」という雰囲気を、いかに出すかです。
「類似性の法則」と言って、自分と同じ価値観の人には、好感を抱きやすい法則があります。
コースを合わせることで「一緒だね」「同じだね」という雰囲気が出やすくなります。
このことで、恋愛感情も芽生えやすくなるのです。
メニュー選びのポイントとして、ぜひ覚えておきましょう。