1日のうち、気温の変化に振り回されることがあります。
たとえば、夏です。
外に出れば、強く照りつける日差しに、汗をかきます。
室内に入ると、冷房がよく効いたエアコンに、震えます。
夏と冬が、同時にやってきているような状態です。
科学技術の発達によって快適になった一方、別の不便さを生み出していることもあります。
こういうとき、服装の選び方に迷います。
「寒い室内に合わせるべきか。暑い外の気温に合わせるべきか」です。
1日のうち、気温の変化の幅が大きいなら「固定された服装」より「変更できる服装」を心がけましょう。
あらかじめ「重ね着」を基本とした服装をすればいいのです。
暑いときには脱げばいいです。
寒いときにはコートを羽織れるようにしましょう。
夏でも寒いと感じれば、服を2枚重ねにして身につけるのは、おかしくありません。
重ね着しやすい服装なら、体温調整がしやすくなります。
無駄に汗をかくことも少なくなります。
体調管理がしやすくなり、風邪も引きにくくなるのです。