恋は、いつの間にか始まっています。
恋は目に見えるものではなく、心で感じることですから、気づけば恋をしている自分がいます。
しかし、時には好きになってはいけない人を好きになってしまうことがあります。
仕事の部下であったり、友人の彼氏彼女であったり、すでに結婚している人であったりします。
こんなときには、例外ですが、自分の心に正直に行動はしないほうがいいです。
人間には、やってよいことと悪いことがあります。
自分の行動で、誰かの幸せを奪うようなことはしてはいけません。
奪われた幸せは、必ず奪い返されます。
友人の彼氏や彼女を奪って、自分と付き合い始めたところで、今度は友人を失ってしまうだけです。
もうすでに結婚しているのに、浮気をしてしまっては、相手の奥さんや旦那さんがかわいそうです。
子どもがいるなら、なおさらです。
人間社会には、やっていいことと悪いことがあることをしっかり肝に銘じておきましょう。
生理学的に、男性はたくさんの精子をばらまきたがり、女性は優良な精子を選ぼうとするDNAが人間に組み込まれています。
浮気をしたりしてしまうのは、生理学的に正直な行動ではありますが、それでもしてはいけません。
あなたは野生の動物ではなく、人間です。
ただ欲望に振り回されて生きている動物になりたくなければ、自分の欲望や理性をしっかりコントロールすることです。
それが人間です。
理性もコントロールできないのは、まだまだ自分をコントロールできない未熟者です。
我慢するところで、しっかり我慢できるからこそ人間になれるのです。
「好き」という感情にはしっかり従いながらも、守るべき一線はきちんと守ることができる人間になることです。