ささいな外出でも、紫外線防止は大切です。
一瞬の気の緩みが、一生のしみにつながることがあります。
強い日差しなら、ちょっと外出するときでも、紫外線対策は必要です。
外出するときの紫外線対策には、2種類あります。
「日焼け止めによる紫外線対策」と「衣服による紫外線対策」です。
特に深く考えることもなければ、外は暑いです。
日焼け止めを塗って済ませる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ここが、理想と現実のギャップです。
日焼け止めを全身に適量で塗ろうとすると、1立方センチメートルに対して、2ミリグラムの量を塗る必要があります。
実際、私たちが思っているより、量が多いです。
それを体全身に塗ると、どのくらいの量になるでしょうか。
160センチの身長で考えると、おおむね30グラムほど必要になってしまうのです。
つまり、小さなケースの日焼け止めなら、1回塗ると1本を使い切ってしまう計算です。
ちょっと外出するだけに日焼け止め1本を使い切るのは、いくら何でも現実的ではありませんね。
では、どうするか。
ささいな外出なら、衣服で全身をカバーするのが現実的です。
長袖に、長ズボンで、全身を覆います。
色は、紫外線を防ぎやすい、黒がおすすめです。
縁のついた帽子をかぶり、目にはサングラスをかけましょう。
少しむさ苦しい格好ではありますが、ささいな外出なら、我慢できる範囲ではないでしょうか。
着替えるだけですから、日焼け止めのように、手を汚すこともないのです。
ダイエットで少し汗をかくつもりだと思えば、楽しくできることでしょう。