実をいうと、私は日焼け止めが大の苦手です。
面倒なのです。
昔から日焼け止めは、めったに塗らないタイプでした。
塗ったときのねっとりした感覚が、苦手です。
においもダメです。
牛乳が腐ったようなにおいです。
日焼け止めのにおいが生理的に受け付けず、においを嗅ぐと、吐き気がします。
身に着けている服まで日焼け止めのにおいがつくと、服をダメにしているような感じがします。
しかも日焼け止めを塗り直したり、洗い落としたりなど、面倒でたまりません。
好みのわかれるところではありますが、私は生理的に無理でした。
では、外出するときは無防備なのかというと、そうではありません。
代わりに、衣服で徹底的にカバーするタイプです。
幸い、私の場合は執筆業が中心のため、仕事はほとんど室内です。
たまに外出することもありますが、短時間で済ませられる場合がほとんどのため、衣服で全身をカバーします。
真夏に、長袖長ズボンを着た不思議な男性が、日陰を走っている様子です。
かなり笑えますが、本気です。
考え方しだいです。
「熱い。むさ苦しい」と思うと、嫌な気分になるばかりですが、いつもサウナだと思っています。
「ダイエットになる。シェイプアップをするいいチャンスだ」と思えば、不思議なことに楽しくできます。
苦しいければたくさん汗をかいて、毒素が出ているところを想像します。
さすがに1日中は無理ですが、短時間の外出だからこそ、我慢できます。
そうすると、むさ苦しい格好も「まあいいか」と思え、楽しくできるのです。
私としては、そういうのが性格に合っています。