美容に気を使っている人なら、季節ごとに化粧品を変えている人も多いことでしょう。
季節ごとに化粧品を買っていると、使い切れないものが出てきます。
化粧品のタイプを使い分けるため、保管を考えることになります。
しっかり蓋を閉めて、冷蔵庫など暗くて冷たい場所で保管すれば、日持ちするだろうと思います。
使える場合もありますが、おすすめしません。
できれば、使わないほうが無難です。
あらゆる化粧品は、生ものです。
化粧水、乳液、美容液は、生ものです。
日焼け止めも、生ものです。
蓋を開けた瞬間から、寿命が短くなっていると思ってください。
空気に触れた瞬間から、酸化が始まります。
液体の出入り口から、空気中の菌やほこりが化粧品に混じります。
化粧品には防腐剤が含まれていますが、あくまで進行を遅らせる程度の効き目です。
長期間の保管をしているうちに、成分の効き目がなくなり、化粧品としての効果を失わせるのです。
変色したり独特のにおいを発したりすることもあります。
場合によっては、美肌に効果的どころか、変形した成分によって、しみやしわの原因になる可能性もあります。
「いつか使うかもしれない」と思って保管するのは、もってのほかです。
化粧品の辞書に「保管」という文字はありません。
蓋を開ければ、使い切るまで、毎日使い続けるのが正解です。
できるだけ早めに使い切りましょう。