唇は、なぜ赤いのでしょうか。
赤い皮膚だからではありません。
血の色が透けて見えるからです。
唇の皮膚は、人間の体の中で薄い部分です。
皮膚が薄いため、血の色が透けて見えているのです。
皮膚が薄いため、最も傷つきやすい部分でもあります。
唇ほど、普段からのケアが反映されやすい場所はありません。
唇のケアを怠っていれば、縦のしわがよります。
しわがたくさん寄っていると、老けて見えてしまうもとです。
唇にできる縦のしわは、メイクですぐ隠せるものではありません。
唇は正直です。
いかに普段からのケアができているかが大切です。
乾燥したときだけ、リップクリームを塗っているのでは、物足りません。
最も皮膚の薄い部分ですから、乾燥していなくても、常に保湿を心がけましょう。
おすすめするのは「寝る前のリップケア」です。
寝る前に、保湿用のリップクリームを塗っておきます。
すると、寝ている間に保湿成分が唇の奥まで浸透します。
翌朝には、弾力のある唇に変わっているのです。
こうした習慣を普段から続けることで、しわのない美しい唇になります。
唇が美しければ、若々しく見られるのです。