「ああ。言いすぎてしまった……」
翌日になって目が覚めると、自分が恥ずかしくなったことはありませんか。
合コンでお酒を飲みすぎて、賑やかに楽しんだ翌日は、後悔しやすいと感じませんか。
お酒を飲んで酔ってしまうと、出しゃばりすぎた態度や言いすぎた発言をしやすい。
「今度、遊びに行こうよ」と言われたとき、場の状況から「嫌だ」とは言いにくく、その気がないのに「いいよ」と勢いで答えます。
場の雰囲気で、軽い気持ちで連絡先を交換してしまうこともあります。
気持ちが高揚して「あなたはすてきな人だね。付き合いたいな」と、思ってもいないことを口にしてしまう。
お酒が入りすぎると、思ってもいないことを口走りやすいのです。
夢から覚めるのは、翌日です。
「しまった。度が過ぎたな」
自分の言動を反省してしまいます。
その気があるような態度を見せたり連絡先を教えてしまったりすると、思ったとおり連絡が来て、対応に困ってしまいます。
そんな状況から逃げられる、うまいフレーズがあります。
「酔った勢い」という言葉です。
つまり、保険です。
万が一、失態があっても、やり直しやリセットができます。
相手から後日、会いたいと連絡があっても「ごめんなさい。酔った勢いでした」と言って謝りましょう。
言い訳ではありますが、お酒で酔った勢いであったことを正直に告白して、うまく場をかわすのです。
なかったことにしてもらいます。
お酒に酔ったことを言い訳にすれば、うまく逃げやすくなるのです。