執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。

聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

どんなプレゼンであろうと、100人中100人に納得してもらえるのは難しいものです。

発表内容が悪いわけではありません。

聞き手の中には、そもそも初めから聞く気のない人もいます。

宿題や仕事の命令などで、無理やり出席させられる場合です。

聞く気がないので、プレゼンの途中で携帯電話をいじったり、うつむいたりしています。

中には堂々と居眠りをする人さえいるのです。

そういう人たちを見ていると、どう感じるでしょうか。

「自分の発表内容に問題があるのではないか」と不安になり、だんだん自信をなくしていくのです。

やる気のない人の態度を見て「眠っている人を起こしてやるような発表をしてやるぞ!」と、逆に奮起する方法もあります。

しかし、プレゼンに慣れた上級者の場合です。

初心者の場合、下を向いたり居眠りしたりしている人たちを見ていると、だんだん不安になってくるものです。

聞く気のない人は、一切無視して結構です。

では、誰に目を向けるのか。

大勢の聞き手の中で、あなたの話に最も耳を傾けている人を探しましょう。

すべての人が下を向いたり居眠りをしたりしているわけではないはずです。

話の最中に、うなずいている人。

真剣な顔で聞いている人。

一生懸命にメモを取っている人。

少数かもしれませんか、そういう真剣な態度を見せている人がいるはずです。

その人だけに向けて、メッセージを発信していきましょう。

話を聞こうと積極的な人ですから、あなたの発表内容にうなずいてもらいやすくなります。

すると、それを見ているあなたも、だんだん自分の発表内容に自信がついてくるのです。

プレゼン初心者が心がける基本(6)
  • 聞く気のある人に向けて、プレゼンをする。
質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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