海外へ出ると異文化に触れるため、母国を基準にして考えると、おかしな点や理解できないことに遭遇することでしょう。
そんなとき、軽い気持ちで批判的な発言をしそうになることがありますが、よくありません。
海外では、批判に関することは、すべてタブーです。
政治の批判、人種の批判、マナーの批判。
とりわけ、宗教の批判は、タブー中のタブーです。
絶対に口にしてはいけません。
海外では、神に対する厚い信仰心を持っています。
宗教の批判は、神への汚辱や生き方の否定にもつながるため、トラブルの火種になりやすいのです。
私が海外留学中にも、宗教について大きな口論になっている現地人同士を何度も見かけたことがあります。
本気になって口論をしていたので、殴り合いになるのではないかという手前の状態でした。
現在、世界で起こっている戦争も、元をたどれば宗教に対する批判です。
批判をすれば、さらなる批判を呼びます。
そのほか、政治、人種、マナーなど、批判は全般的に慎むようにしましょう。
思うまではいいですが、口に出して言うのはやめましょう。