私がアメリカに留学していたころ、よく外食をしていました。
お気に入りのレストランは「Denny's」です。
100回以上は行ったような気がします。
私の留学でのお金は、外食にも飛んでいきました。
よく外食に行くのには、わけがあります。
店員さんたちのサービスです。
私はいつも店員さんたちのサービス精神に驚かされます。
注文をうかがうときは笑顔で、サービスします。
飲んでいたコーヒーがなくなりかけると、頼まなくても「コーヒーのおかわりはいかがですか」と尋ねてきてくれます。
お客さんが誕生日であることを知ると、店員が集まり「ハッピーバースデー」の歌を歌うサービスをしてくれます。
もちろんお客さんは、恥ずかしそうです。
店中に声が響き渡ります。
お客さんは、恥ずかしそうな顔した後、嬉しい表情になります。
私はアメリカでのレストランで、サービス精神に感銘を受けました。
私はあるときコーヒーがなくなった絶妙のタイミングで、おかわりを持ってきてくれた店員に感激したことがあります。
どうやら私の飲むコーヒーの量を気にかけてくれていたようです。
アメリカには、チップの習慣があります。
普通は15~20パーセントをテーブルに置きます。
しかし、そのときはあまりに嬉しくて、50パーセントのチップを店員に手渡してお礼を言いました。
大切なことは、気持ちのやりとりです。
サービスしてくれたら、こちらもサービスのお返しをしたくなります。
そんな気持ちのやりとりが、食べる食事をよりおいしくさせていたのです。