執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。

外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。 | 食事の作法とマナーの30の基本

私がアメリカに留学していたころ、よく外食をしていました。

お気に入りのレストランは「Denny's」です。

100回以上は行ったような気がします。

私の留学でのお金は、外食にも飛んでいきました。

よく外食に行くのには、わけがあります。

店員さんたちのサービスです。

私はいつも店員さんたちのサービス精神に驚かされます。

注文をうかがうときは笑顔で、サービスします。

飲んでいたコーヒーがなくなりかけると、頼まなくても「コーヒーのおかわりはいかがですか」と尋ねてきてくれます。

お客さんが誕生日であることを知ると、店員が集まり「ハッピーバースデー」の歌を歌うサービスをしてくれます。

もちろんお客さんは、恥ずかしそうです。

店中に声が響き渡ります。

お客さんは、恥ずかしそうな顔した後、嬉しい表情になります。

私はアメリカでのレストランで、サービス精神に感銘を受けました。

私はあるときコーヒーがなくなった絶妙のタイミングで、おかわりを持ってきてくれた店員に感激したことがあります。

どうやら私の飲むコーヒーの量を気にかけてくれていたようです。

アメリカには、チップの習慣があります。

普通は15~20パーセントをテーブルに置きます。

しかし、そのときはあまりに嬉しくて、50パーセントのチップを店員に手渡してお礼を言いました。

大切なことは、気持ちのやりとりです。

サービスしてくれたら、こちらもサービスのお返しをしたくなります。

そんな気持ちのやりとりが、食べる食事をよりおいしくさせていたのです。

食事の作法とマナーの基本(5)
  • 店員の「サービス」を楽しむ。
食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
「もぐもぐ」にすればいい。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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