執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

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作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。

作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。 | 食事の作法とマナーの30の基本

私が自動車の免許を取るときには、合宿をして、短期で免許を取りました。

合宿では、食事が出されます。

朝昼晩と3回あり、合宿生たちは決まった時間になると、全員が食堂にやってきます。

そのときに、みんなが食事を作ってくれた人に、感謝の一言も言わずに、食事だけを取っていく姿を見て、残念に思いました。

食事を作っている人は、作って当然だといった感じです。

食事を作るのには、手間暇がかかります。

私も一人暮らしを始めてから、食事を作ることは大変なことだということに気づきました。

食材選び、調理道具、作る時間、栄養価値の計算、きれいに盛り付ける、といった長い作業があるのです。

私は料理長さんに「ごちそうさまでした。おいしかったです」と言って、帰ることにしました。

料理長さんは、喜んでくれました。

なかなかこういうことを言ってくれる人は、珍しいそうです。

自分が今、食事をすることができているのは、その影にはいろいろな方の努力があって、初めて食事が存在するのです。

今、私はスターバックスにいます。

スターバックスでコーヒーを飲みながら、本を書いています。

このコーヒーも、陰にはコーヒー豆を取る人、豆を運ぶ人、豆を挽いてコーヒーを作る店員さんの協力があってのことです。

そんなみんなの協力でできたコーヒーを飲みながら、本を書いているから、今も本を書くことがスムーズに進んでいます。

自分が今このように本を書けるのも、みんなの支えがあってのことなのです。

食事の作法とマナーの基本(3)
  • 食事を作ってくださった方にも「ごちそうさま」と言って、感謝する。
外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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