仕事に疲れて、ときどき酔いたい気分になるときがあります。
また、友人と飲みに出かけることもあるでしょう。
そういうときに決まって登場するのは、アルコールです。
さて、アルコールと言っても、ビールやワインなど、さまざまな種類があります。
一般的に広く知られている効用としては、血行促進です。
アルコールを摂取した直後は血行がよくなり、体が温かくなります。
アルコールを飲んでいる最中は温まりますが、問題はその後です。
酔いが抜けた後、急に寒気を感じることはありませんか。
飲んだ直後は血管が膨張し血行がよくなりますが、時間が経てば、逆に血管が収縮してしまい血行が悪くなります。
それがアルコールを飲んだ後、寒気を感じる原因です。
また忘れてならないのは、アルコールを分解するときに、ビタミン類やミネラル分も大量に消費されてしまうことです。
ビタミン・ミネラル共に、美容と健康になくてはなりません。
しかし、アルコールのため、美容に必要な貴重な資源を消費してしまいます。
美容に有効な効果がある一面、美容に反する効果もあるため、一長一短です。
しかし、そうは言っても完全にアルコールのない生活も難しいです。
付き合い上、断りにくい飲みの誘いもあるでしょう。
また、日頃の疲れを和らげるために、アルコールを飲んでほろ酔い気分に浸りたいときもあるでしょう。
そうしたときには、できるだけ「赤ワイン」をおすすめします。
数あるアルコールの中でも、最もアンチエイジング効果が期待できる飲み物の1つだからです。
赤ワインには、ポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールには、強い抗酸化作用があり、老化の原因の1つになるといわれる活性酸素を除去する作用があります。
また、ポリフェノールは、善玉コレステロール値を高める効果があります。
そのため、心筋梗塞、動脈硬化、がんを予防する働きまであります。
医学結果には、適量の赤ワインを飲む習慣がある人は、ぼけにくくなり、長生きできるという研究結果もあります。
もちろん適量を守って飲むことをお忘れなく。
きちんと適量さえ守れば、お酒は美の味方になるのです。