仕事に関係する人だけ大切にするのは、当たり前です。
当たり前のことをしているだけでは、仕事では差がつきません。
仕事で差をつけるためには、仕事に関係する以外の人と仲良くなっておくことです。
職場で仕事に関係しない人脈などあるのでしょうか。
あります。
トイレ掃除のおじさんと、ごみ掃除のおばさんです。
仕事には直接関係しません。
しかし、毎日の仕事ではたびたび顔を合わせます。
仕事には直接関係ないし、ましてや汚い仕事をしている人を知り合いになっても仕方ないと思っていませんか。
そこで貴重な出会いのチャンスを失っています。
こういう人こそ、仲良くなっておきましょう。
仕事以外で差がつくのは、仕事には関係しない人脈です。
トイレ掃除のおじさんから意外な情報を聞けたり、ごみ掃除のおばさんから思わぬところで助けられたりします。
仕事には直接関わっていませんが、現場にはいつもいる人です。
客観的に現場を見ている人だからこそ、何気ない日常的な会話から、仕事のヒントを得ることもあるでしょう。
トイレを見ているからこそ、会社を客観的に見ることができたり感じ取ることができたりします。
「社員のトイレの使い方が悪い」という情報をうかがえば、社員教育に力を入れるヒントになります。
自分が毎日行くトイレを清潔にしてくれるからこそ、仕事に支障なく進めることができます。
来客があったときにもトイレが汚かったり、ごみが散らかっていたりすると、印象が台無しです。
会社の印象が悪くなっては、契約や取引にも影響を与えることもあります。
そういうときにトイレ掃除のおじさん、ごみ掃除のおばさんに「お願いします」と言える仲なら、苦労はしません。
仕事に関係しないようであって、実は仕事に関係しているのです。