最近「食の話題」を楽しんでいますか。
天気や季節の話題ばかりになっていないでしょうか。
趣味や仕事の話題ばかりという人もいるでしょう。
時には男女の恋愛話に胸をときめかせ、花を咲かせることもあるでしょう。
もちろん身近な話題も大切ですが、身近だからこそ忘れがちな話題があります。
「食の話題」です。
ぜひ食の話題も楽しんでください。
食生活を豊かにしていくためには食の話題が欠かせません。
どんどん積極的に食の話題を出していきましょう。
たとえば、親が作ってくれた手料理です。
普段と変わらない食事かもしれませんが、じっくり観察して、何か1つ食の話題を振ってみてください。
取り上げる内容は、できるだけポジティブになるように心がけます。
「これ、おいしい」
「今日のおかずは○○だね。旬の食材だね」
「今日の○○を作るのは大変だったんじゃない?」
炊きたてのご飯なら「炊きたてのご飯だね」と言うだけでもいいのです。
ちょっとした一言があるだけでも、作ってくれた親は喜ぶでしょう。
見たままの平凡な感想であっても、十分な食の話題です。
「炊きたてのご飯」と言えば「そうそう、よく気づいてくれたね!」と親は喜ぶでしょう。
きちんと口に出して言うことで、自分も炊きたてを楽しむ実感が強まって、ご飯をいっそうおいしくいただけるでしょう。
レストランで料理を楽しむときも、食の話題を楽しみましょう。
料理が出てきたら「おいしそうだね」という一言から始めましょう。
次に料理のいいところをどんどん褒めていきましょう。
「これがおいしい」
「しゃきしゃきしてる」
「スパイスが効いてるね」
褒めることで食事の場が活性化されていきます。
同席者がいて同じ料理を楽しんでいるなら、共通の話題になります。
心がつながって、会話が盛り上がっていくでしょう。
一緒に食べる相手が誰もいないときもあるでしょう。
今の時代「個食」は珍しいことではありません。
そういうときは、自分に向かって語りかけましょう。
独り言でいいのです。
「うん、おいしい!」
「温かくて柔らかいね」
「スパイスがしっかり効いているね」
独り言でもいいので、食の話題を言ってみてください。
意外とおいしく感じたなら「意外とおいしい」とつぶやきましょう。
口に出して言うのが恥ずかしいなら、心の中でつぶやいてもOKです。
何か食の話題を出すと、そこに注意が向いて、ますます食事の時間が豊かになります。
積極的に食の話題を出していきましょう。
「食の話題を楽しむこともあるよ」という人も、もう少し意識的に食の話題を出してみてはいかがでしょうか。
食の話題は、身近なゆえに忘れがちですが、最も大切な話題の1つです。
メリットしかないのですから、どんどん積極的に出して言ってください。
食の話題を楽しめば、目の前の食事をもっとおいしく楽しめるようになり、食事の時間も豊かになります。
さっそく次の食事から、食の話題を楽しんでみてください。
食の話題を楽しむことは、食生活を豊かにすることです。