食事をするたびに感謝の気持ちを持ちましょう。
感謝の気持ちに加えて、もうひとつ大切にしたい心の習慣があります。
食事をするたびに「ラッキー!」と喜ぶようにしましょう。
食事ができることはラッキーなことだからです。
「別にラッキーなことではない」「食事ができることは普通で当たり前」と思っているなら、誤解です。
食事は、さまざまな条件がそろっていなければできません。
作物は、天候に恵まれていなければ育ちません。
食事を作るには、食材がそろっていなければいけません。
在庫がなければいけません。
食材を手に入れるには、運んでくれる人や売ってくれる人がいなければいけません。
食事があるのは、作ってくれる人がいなければいけません。
おいしい食事があるのは、おいしく調理できる人がいなければいけません。
食事は、いくつもの条件がクリアされたうえで実現できること。
多くの条件をクリアした結果、あなたは「食事ができる」という幸運に恵まれています。
目の前にある食事は、幸運のたまものです。
だから「食事ができてラッキー!」と喜ぶのです。
小さなことだと思ってスルーするのではありません。
小さなことであろうと、多くの条件をクリアした素晴らしい結果です。
きちんとその幸運に気づくことが大切です。
食事をするたびに「ラッキー!」と喜びましょう。
ちょっと大げさに喜んでください。
「今日も無事に食事ができてよかった」
「素晴らしい料理を食べることができて幸せだね」
「こんなおいしいものを食べることができるなんて、自分はなんて恵まれているのだろう」
食の幸運を噛み締めると味覚の働きが高まって、食事の味わいをアップさせます。
おいしい食事が、さらにおいしく感じられるようになります。
食事ができるだけで十分な幸運であり、喜ぶに値します。
1日3食であれば、1日3回のラッキーに恵まれています。
毎日食事をするたびに喜べるため、日々の幸福度が高まって、笑顔の数も増えます。
きちんと幸運に気づいて素直に喜べば、人生を生きることがますます楽しみになります。