「満員電車は苦手」という人は多い。
都会の朝の通勤ラッシュは、満員電車が定番です。
ラッシュのピーク時は、まさに缶詰め状態。
ぎゅうぎゅうに人が詰め込まれた空間は、息苦しくてストレスで満ちています。
「満員電車は大嫌い」という人も多いのではないでしょうか。
しかし、ここで発想を変えてください。
満員電車は「最悪の環境」ではなく「出会いの宝庫」です。
直接話をすることはありません。
すれ違うだけかもしれません。
遠くから眺めるだけかもしれません。
それでもいいのです。
すれ違ったり眺めたりするだけでも「出会いの1つ」としてカウントできます。
「こんな人がいるな」と思うだけでも出会いです。
「そんなことは出会いのうちに入らない」と思うのは、出会いの解釈が狭い人です。
もっと出会いの解釈を広げてください。
出会いの解釈を広げることは、出会い力を高めるポイントです。
直接話すことはなく、すれ違ったり遠くから眺めたりすることも、出会いの1つとしてカウントしましょう。
すると、満員電車の感じ方が変わります。
ぎゅうぎゅうに人で詰め込まれた満員電車は「出会いの宝庫」です。
一度にいろんな人と出会える、恵まれた環境です。
車両や時間帯を変えれば、出会う人の顔ぶれもがらりと変わるでしょう。
日ごとにパターンを変えていけば、豊富な出会いを実現できます。
これほどユニークな環境はありません。
これほど効率のいい環境もありません。
山奥の田舎では、満員電車に乗りたくても乗れません。
そもそも電車やバスのない地域もあります。
そういう意味では、満員電車のある毎日は恵まれています。
満員電車ならではの特長を生かしてください。
美しい人がいれば、目の保養にしてみるのもよし。
かっこいい人がいれば、その人をお手本にして真似をしてみるのもよし。
単に遠くから眺め、人間観察を楽しむのもよし。
満員電車の中で勉強している人を見て、自分のモチベーションにつなげるのもよし。
満員電車がなければ、得ることができないメリットです。
これに気づくと、満員電車に乗るのも楽しくなります。
「満員電車でつらい」というのは錯覚です。
「満員電車は、出会いのチャンスがたくさんあって面白い」が正解です。
満員電車は、くよくよしながら乗るのではなく、わくわくしながら乗るものです。
「今日はどんな人と出会えるのだろう」と期待してください。
満員電車のストレスに強くなるだけでなく、出会い力もアップします。
満員電車は出会いの宝庫なのです。