後悔しそうになる出会いがあります。
「相手にショックなことを言われて、心が傷ついた」
「思っていた人と違っていて、期待外れだった」
「ちょっとしたトラブルで、相手に嫌われてしまった」
そんな出会いがあれば「こんなことなら出会わなければよかった」と悔やみたくなるでしょう。
心の中で「後悔」という文字が浮かんできます。
いい結果で終わると限らないのが、良くも悪くも「出会いらしさ」です。
しかし、どんな出会いも後悔しないことです。
出会いを後悔すると、相手を否定するだけでなく、自分の人生も否定することになります。
どんな出会いも「これでよかった」と受け入れることです。
嫌な相手ということがわかっただけでも意味があります。
「二度と会わなくていい」とわかったのですから、収穫があったと言えます。
相手に嫌われたなら、それでよかったのです。
相性が悪いものは仕方ありません。
どのみち嫌われるのが運命だったのでしょう。
早めに結果がわかったのですから、それはそれで前進です。
とにもかくにも「出会ってよかった」と考えることです。
もし出会っていなければ、今でも「出会いに行ったほうがいいかな」とくよくよ悩み続けていたでしょう。
早めに結果がわかったおかげで、迷いを一掃することができました。
出会いのチャンスはいつでもあるわけではありません。
出会えるときに出会っておかないと、チャンスを失う可能性があります。
不快だったり期待外れだったりしたかもしれませんが「それはそれでよかった」と思ってください。
出会ったことを後悔しない代わりに心がけたいことがあります。
出会えたことを喜んでください。
「とりあえず出会えてよかった」
「人生の駒が1つ前に進んだね」
「何だかんだで、いい出会いだったよね」
「自分は勇気を出してよくやったね」
「前向きな行動ができたのだから、合格としよう」
出会いに後悔するのではなく、出会えたことを喜びましょう。
出会えたことを喜べば、相手にも出会いにも感謝できます。
ネガティブな気持ちがあって喜ぶどころではない心境かもしれませんが、心の器を大きくしてください。
大きく深呼吸をすれば、気持ちが落ち着き、心に余裕が生まれます。
寛大の精神で、出会いのすべてを受け入れましょう。
きちんと勇気を出してアクションを起こしたのですから素晴らしいことです。
きちんと変化に飛び込んでいけました。
少なからず学べることがあり、成長できたことがあったはずです。
そうすれば前に進むイメージだけが残り、出会いの後味がよくなります。
心の整理がついて、次の出会いに向かいやすくなるのです。