ルールを作るときは、理由が大事です。
ルールを作ることは、束縛を増やすことでもあります。
単にルールを増やすだけでは、ストレスも増えて、窮屈になります。
ルールの内容によっては、パートナーは嫌がって、素直に納得してくれないかもしれません。
そんなときに大事なのが「理由」です。
ルールを作る際、理由も添えて説明すれば、パートナーの理解が得られやすくなります。
たとえば「会社から出たときは、帰宅前に連絡をすること」というルールを作ったとします。
ルールの内容だけ聞けば、面倒でわずらわしく思えますが、理由を添えて説明すると、印象が変わります。
「自宅で待っている身としては心配。食事やお風呂の準備もあるから、連絡があると助かる」
理由を添えて説明すれば、ルールに意味があることを理解してもらえるでしょう。
「できるだけ迷惑をかけたくない」という気持ちを促せます。
パートナーは事情に納得して、きちんとルールを守ろうとしてくれるはずです。
また「最低でも月に1回は外でデートしよう」というルールを作ったとします。
ルールだけで聞けば「なぜわざわざ外でデートするのだろう」と不思議に思われますが、理由を添えます。
「たまには新鮮な刺激もほしいよね。月に1回は、ねぎらいも兼ねて外でデートしよう。マンネリの防止にもなるよ」
理由を付けて説明すれば、パートナーも「なるほど。いいアイデアだね」と納得してくれるでしょう。
理由があるかないかで、ルールの印象はまったく変わります。
無味乾燥にルールを作るのではありません。
ルールは、理由が大切です。
どんなルールでも、理由を添えるのがマナーです。