年上の人と付き合うときの最も大きな違いというと「理解力」にあります。
自分よりずっと年上の人と付き合っていると、自分より物事をよく理解していて話がスムーズに流れます。
日常生活の話はもちろん、自分より長く生きている分の知識や知恵もあり、理解が深いのです。
彼女は私が話している内容をほとんど理解してくれます。
私がいろいろ小言を言っていることでも、彼女が年上だけあって理解力があり、すべてを受け止めてくれるのです。
理解力があるというのは、それだけコミュニケーションを深めやすく、また仲良くなりやすいということです。
実際に、私はあまり彼女と喧嘩をしません。
というより、喧嘩ができません。
ほとんどの場合、彼女のほうから私を理解して許してくれます。
これこそ理解のたまものです。
私はときどき彼女のデートより、本を書くことを優先させてしまうことがあります。
若い人がこれを聞けばなんて冷たいのだろうと思うでしょう。
しかし、彼女に「今度の週末は記事を書くからデートできない」というと「うん、わかった」とあっさり許してくれます。
私にやるべきことがあることを理解してくれているため、揉めることが少ないのです。
理解力があるから、快く許してくれるのです。
こんなときに「年上の人は理解があっていいなあ」と心から、そう思います。
こうしたことが日常ではよくあり、年上の人と一緒にいると揉めることや喧嘩をすることは、ほとんどありません。
相手のほうが一歩うわてで、私を包み込んでくれるからです。
大人としての魅力は、この理解力にあります。
心は子どものままで体だけ大人になってしまった人とは違い、心も大人になっている人には理解力があります。
また大人の人と付き合っていると、自分の理解力をアップさせてくれます。
大人と付き合うことは、自分が大人になれるチャンスなのです。