言葉とは包丁のようなもの。
使い方によって、相手を喜ばせることに使うこともできれば、相手を傷つけることに使うこともできます。
たとえ一言であっても、強力な力がある。
たった一言で雰囲気が明るくなることもあれば、暗くなることもあります。
たった一言で心の距離を近づけることもあれば、遠ざけることもあります。
「言葉を選ぶ」という意識を持ち、発言の前には「慎重」を心がけることが大切です。
恋愛が下手な人は「余計な一言が多い」という特徴があります。
言わなければいい言葉を、わざわざ言ってしまいます。
たとえば、好きな人に告白をするとき「一応、好きです」などと言ってしまいます。
「一応」という一言が余計です。
余計な一言があるせいで真剣な気持ちがきちんと伝わらず、誤解を招くことになるでしょう。
食事を誘うときも、余計な一言があります。
「一緒に食べに行きませんか。どうせ暇でしょう」などと誘います。
「どうせ暇でしょう」の一言が余計です。
相手を軽んじているような印象があるため、断られやすくなるでしょう。
本人に悪気はないのですが「言葉を選ぶ」という意識が弱いので、うっかり余計な一言を言いやすいのです。
一方、恋愛が上手な人は、余計な一言がありません。
その代わり、ストレートな一言が多い。
言葉を飾らず、ストレートに自分の気持ちを表現しようとします。
好きな人に告白するときも「好きです」という一言で気持ちを伝えます。
余計な言葉で飾っていないので、相手の心に響きます。
食事に誘うときも「ぜひ今度、一緒に食べに行きましょう」と言います。
ストレートな一言だから爽やかな印象です。
正しく意図が伝わるので、恋愛もスムーズになるのです。