相手に非があって、別れることがあります。
たとえば、恋人の浮気です。
恋人の浮気が原因で別れることになれば「悪いのは相手。自分は悪くない」と思うでしょう。
たしかに表向きはそのとおりですが、そこをあえて「自分にも非があったのではないか」と考えたい。
もちろん非はないかもしれませんが、一度自分の振る舞いを振り返ることが大切です。
浮気が原因だったなら「浮気をさせるような原因が自分にあったのではないか」と考えてみます。
自分の愛情が足りなかったせいで、相手は浮気をしたのかもしれません。
自分のゆがんだ性格が相手にストレスを与え、現実逃避として浮気をしたのかもしれません。
直接的に関係していなくても、間接的に関係している可能性はあるでしょう。
自分の行いを振り返ると、いくつか心当たりが思い浮かぶことがあります。
もし心当たりが見つかれば、やはり改善が必要です。
「自分は悪くない」と思い込み、失恋を気に留めないのはもったいない。
振った・振られたという立場は関係ありません。
失恋すれば、せめて何か成長のタネを見つけてから、次のステージに向かいたい。
自分は悪くなくても「自分にも非があった」と思うほうが、成長できるのです。