失恋をして人生が真っ暗に感じるかもしれません。
愛する人と別れたら、この先どう生きていいのかわかりません。
大きな心の支えを失うと、1人で生きていくのが不安で、将来を悲観しがちです。
「絶望だ。人生はもう終わりだ」と思ってしまう。
しかし、絶望と思うのは大げさです。
絶望に思うかもしれませんが、そう感じるだけ。
失恋くらいで人生は絶望しません。
命が失われるわけでもなければ、大けがをするわけでもありません。
着るもの、食べるもの、住むところもある。
時間があり、体もあり、命もあります。
恋人と別れても、ほかの人間関係はいつものまま。
大きな心の支えを失いましたが「依存から卒業して、自立する機会」と考えればいい。
大切な人と別れても、また別の人と付き合うチャンスもあるでしょう。
「絶望だ、絶望だ」と思っていると、自分をおとしめるだけで、なかなか立ち直れません。
失恋のショックで、一時的に物事を大げさにひどく思っているだけ。
まだまだチャンスはあります。
本当に絶望するのは、自分の命を失ったときです。
失恋だけで絶望だと言っていると、生きたくても生きられなかった人たちに失礼です。
失恋したところで、無傷で無事に生きていることができるのですから「ありがたい」と思うことです。