恋愛感情にかかわらず、別れたほうがいいケースがあります。
DV、いわゆるドメスティック・バイオレンスです。
日常的に恋人から暴力を振るわれている。
DVをやめてほしいことを訴えても、一向に直らない。
それどころか、日に日に悪化していく。
そんな状態なら、早めに別れておくのが賢明です。
DVは、一生消えない傷やあざができることもあれば、心に深い傷を負うこともあります。
最悪の場合、命に関わる可能性もゼロではありません。
暴力を振るう人と結婚しても、幸せになるのは難しい。
「好きだから別れたくない」という気持ちもあるかもしれませんが、油断は禁物です。
命が危険にさらされるのは、恋愛以前の問題です。
もし結婚して子どもができれば、暴力の危険が子どもにも及ぶでしょう。
やめてほしいと説得する必要はありますが、DVが直る見込みがなければ、早めに見切りをつけて別れておくのが賢明です。
「いつかDVをやめてくれるのではないか」という考えは不要です。
甘い考えがあると、自分だけでなく、関係者の人生まで悪影響が及びます。
暴力を振るわれそうなら、人目のつく場所で別れ話を切り出します。
人目があれば、暴力の抑止力になるでしょう。
そのほか、人の協力を借りたり、ボイスレコーダーを活用したりするのもいい方法です。
できるだけ穏便に済ませられるよう、あらゆる手段を考えてみてください。