大きな失恋をしたときは、喜びましょう。
「大きな成長ができる」と。
失恋をして、本当に失う一方だったのでしょうか。
いいえ、違います。
「失う一方だった」と思うから、失う一方になっているだけです。
失恋という出来事を前向きに受け止めてください。
大きな失恋をしたときは、大きな痛みが伴います。
「もうこんな経験は絶対したくない!」
悔しくて、反省したい気持ちがめらめら燃え上がるでしょう。
自分の汚点や恥ずべき点を、徹底的に洗い出そうとするはず。
自分のプライドに反することでも「二度と経験したくない」という気持ちが強いと、素直に認められます。
失恋の悔しさが残っているうちに、深く反省しましょう。
人が底力を発揮するのは、快を求めるときより、不快を避けるとき。
深い出来事であればあるほど、深く反省しやすいため、飛躍した成長を遂げられます。
失恋という呼び方もよくありません。
「失恋」は「貴重な授業」と言い換えましょう。
失ったお金は、授業料と考えます。
失った時間は、授業の時間です。
悔しさは、未来に羽ばたくバネに変えましょう。
ネガティブな出来事は、落ち込むためにあるのではありません。
ポジティブに変えるためにあります。
ポジティブに考えると、失恋は無駄になりません。
失恋を前向きに受け止めれば、失う以上に得られることが増えるのです。