友人の協力によって始まる恋愛があります。
たとえば、好きな人と結ばれるようなシチュエーションを、友人が手助けしてくれる状況です。
友人の協力があれば、出会いや告白などのシチュエーションが作りやすくなります。
一般的に友人による協力があると、恋愛の成功率が高くなる傾向があります。
自分だけではできないことでも、人の協力が得られると、できる範囲が広がります。
そのうえ「もっと話しかけたほうがいい」「今がベストタイミング」など、客観的なアドバイスももらえます。
強力な助っ人がいると、恋愛もうまくいきやすいのです。
ところが、友人の協力によって始まった恋愛は、複雑な気持ちになることが珍しくありません。
純粋な恋愛とは違い、強引に始めた恋愛のように思えるからです。
友人がいなければ、実現しなかった恋愛です。
「こんな恋愛の始め方でよかったのだろうか」という疑いや罪悪感が出てきて、心の整理に悩まされるのです。
ここに誤解があります。
やはり、友人の協力によって始まる恋愛もあっていいのです。
恋愛のきっかけにこだわるのはよくありません。
恋愛のきっかけに堅苦しい形式を持ち込むと、可能性が制限され、恋愛の実現が難しくなります。
手段にこだわらず、頼れる手段には頼ったほうがいい。
恋愛のきっかけは、もっと自由でオープンにすることです。
友人の協力によって始まったとしても、れっきとした恋愛です。
世の中には、友人の協力によって付き合い始め、結婚に至ったカップルもたくさん存在しています。
むしろ自分がするべきことは、恋人ともっと幸せになることです。
協力してくれた友人の努力に報いるなら、恋人と幸せになることが、一番の恩返しです。