「恋人と別れたいが、別れるプロセスが面倒」
そんなときに、大胆な方法を思いつくことがあります。
音信不通です。
メールが来ても無視。
電話がかかってきても出ない。
留守番電話を聞いても放置。
お互い離れた場所に住んでいるなら、わざわざ相手が自宅まで押しかけてくる可能性も低いでしょう。
音信不通にすれば、強制的に別れられます。
たしかに即効性のある方法ですが、これはおすすめしません。
音信不通で別れる方法は、多くの人を心配させる方法だからです。
まず恋人が心配するでしょう。
事故に遭って入院でもしたのかと思い、数日間は落ち着かない日々を送るはずです。
「ほうっておけば諦めるだろう」と思いますが、実際はわかりません。
本気であなたを愛しているなら、何か行動を起こすでしょう。
遠く離れていても、あなたの家まで来るかもしれません。
心配になって、恋人の家族に連絡する可能性もあります。
恋人の職場に問い合わせることもあるでしょう。
音信不通の事情が家族や職場の人まで伝わると、多くの人が心配するでしょう。
場合によっては、行方不明と勘違いして、騒ぎが大きくなる可能性もあります。
音信不通で別れようとするのは、無責任です。
自己都合であり、相手への配慮が欠けています。
音信不通で別れる方法は、相手だけでなく、多くの人に迷惑がかかるため、避けるのが賢明です。
別れたければ、きちんと別れ話を切り出したほうがスマートです。
時間も手間もかかりますが「別れるための必要なプロセス」と割り切りましょう。
どんなに忙しくて余裕がなくても「別れたい」という一言くらいは言えるはずです。