今まで恋人にプレゼントをしたものは、どんなものですか。
洋服・アクセサリー・小物。
中には高価なものもあるのではないでしょうか。
すべてお金に換算すると、大きな金額になるかもしれません。
別れのとき「今までプレゼントしたものを返してもらいたい」と思うかもしれません。
恋人と別れてしまえば、あげたプレゼントが無駄になります。
相手に金品を貢いだだけのような印象があり、もどかしい気持ちになる人もいるでしょう。
せめて取り返すことができれば、未練や悔しさが多少は減るかもしれません。
取り返して質屋で換金できれば、経済的な足しにもなるでしょう。
しかし、別れることになったとしても、プレゼントの返却は請求しないのがマナーです。
一度あげたものの所有者は、相手だからです。
貸しているものを返してもらうならわかりますが、プレゼントしたものは、すでに相手のもの。
あげたものを後になって「返せ」と要求するのは、身勝手でずうずうしい行為といえます。
返してほしい気持ちがあっても、余計なわがままは別れ話に悪印象です。
「せこい」「最低」「器が小さい」などと思われ、自分の印象が最悪になる可能性があります。
今までプレゼントしたものが無駄になると思うなら、手切れ金という発想で考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん本当の手切れ金ではありませんが、そう考えることで心の整理もしやすくなるでしょう。
たとえ高額のプレゼントであれ、あげたものは相手のものです。
返してもらいたい気持ちはあっても、控えておくのが賢明です。