別れ話を切り出したところ、意外にもあっさり承諾されることがあります。
「別れたい」と切り出せば「うん、いいよ」という一言の返事。
「えっ、それだけ?」と思い、がくぜんとするでしょう。
強く引き止められると覚悟していた分、拍子抜けします。
あっさり承諾されると「その程度しか愛されていなかったのか」と思い、怒りがこみ上げる人もいるかもしれません。
しかし、あっさり承諾されても、むやみに怒らないことです。
「むしろあっさり承諾されてよかった」と考えることです。
別れ話を切り出しても、なかなか相手が納得してくれないのはよくあること。
別れたくてもなかなか別れられず、何カ月も苦しまなければいけないことも珍しくありません。
別れ話のもつれ方によっては、事件に発展することもあります。
テレビのニュースで、別れ話がこじれた事件を見かけたことがあるでしょう。
暴力やストーカーなどの被害です。
最悪の場合、命に関わる可能性もゼロではありません。
ですから「あっさり承諾してくれてよかった」と考えたほうがいい。
無駄な手間暇をかけることなく、最短で別れ話を終えられます。
相手の大きな器に感謝してもいいくらいです。
あっさり承諾されたことに不満もあるかもしれません。
もちろん理由を軽く聞く程度ならいいですが、厳しく問い詰めるのは避けたほうがいい。
余計な波風を立てると、せっかくスムーズに終わりそうだった別れ話が、こじれることがあります。
あっさり承諾されても、厳しく問い詰めず、潔く引き下がるのが賢明です。