遠距離片思いでは、工夫も必要です。
工夫とは、いわば近道。
自然に任せて仲良くなるのもいいですが、工夫を取り入れたほうが、もっと早く仲良くなれます。
その工夫の1つが、電話の切り方です。
電話で話すときは、話したいことを話しきってから電話を切るのが一般的ではないでしょうか。
もちろんそれもいいですが、満足をして電話を切ると「しばらく話をしなくてもいいかな」と思われるかもしれません。
ではどうするか。
満足する一歩手前で電話を切るのです。
満足する一歩手前で電話を切ると、不満足の感覚が残ります。
「もう切るの?」
「もう少し話をしたい」
「メールや電話だけでは物足りない」
もどかしい気持ちになるので、また電話をしたくなるでしょう。
これを何度か繰り返すうちに「会って話がしたい」という気持ちに変わっていくはずです。
その結果、会いに行くきっかけを作りやすくなります。
もっと話をしたい気持ちを抑えつつ、満足する一歩手前で電話を切りましょう。
「今日はこの辺にしよう。また電話しようね」
名残惜しそうに切ると、ますます効果的です。
満足して電話を切るのもいいが、満足する一歩手前で電話を切るのは、もっといい。
やりすぎには注意が必要ですが、適度に使えば「会って話がしたい」と思わせるきっかけになるでしょう。
ただし、1つだけ注意があります。
早めに電話を切るとはいえ、悩みの相談や重要な話し合いなど、深刻な話をしているときは控えるようにしましょう。
時と場合を誤ると、相手を傷つけたり不快にさせたりすることがあります。
早めに電話を切る方法を使うなら、雑談など、途中で話を切り上げても問題ないときにしましょう。