好きな人が好む異性のタイプがわかれば、それを演じる場面があるかもしれません。
たとえば「かっこいい人が好き」とわかれば、相手の前ではわざとクールな人を演じようとする。
「楽しませてくれる人が好き」とわかれば、相手の前では頑張って楽しく話ができるように心がけようとする。
「短い髪の人が好き」とわかれば、本当に髪を短く切ろうとする人もいるかもしれません。
もちろん好きな人を振り向かせる意味では有効な手段です。
相手が好む異性のタイプに合わせて演じていれば、反応はよくなるでしょう。
しかし、本当にそれでいいのか、自分に問いかけてみてください。
好かれるために自分を演じるのは、短期的にはよくても、中長期的に考えると、難しい状況があります。
関係を保つためには、演じ続けなければなりません。
その人と結婚すれば、一生涯演じ続ける必要があるでしょう。
演じないと付き合えない人は、恋人になることはあっても、運命の人ではありません。
無理をしていれば、ストレスがたまり、いずれ無理が生じるのです。
では、本当の運命の人とは、どんな人なのか。
本当の運命の人とは、自分を演じなくても、無理なく付き合える人です。
素の自分を出せ、言いたいことも自由に言える。
自然体で接していても、お互いに違和感がない。
こうした人なら、接していると、疲れるどころか癒されます。
まさしく人生のパートナーに必要な要素が揃っている状態です。
そういう人こそ、本当の運命の人なのです。