「よし。履歴書ができた。さっそく、提出しよう」
そう思ったとき、もう一度、自己PRや志望動機を確認してください。
自分は意味がわかっても、相手にとってわかりにくい部分はありませんか。
専門的な言葉、聞き慣れないことわざ、難解な慣用句などです。
難しい言葉を使ったほうが、知性をアピールできると思うかもしれません。
しかし、限度を超えると逆効果です。
どんなに素晴らしい内容でも、難しくて理解してもらえなければ、意味がないのです。
意味がわかってこそ、内容が伝わります。
採用担当者は、あなたの自己PRや志望動機を何度も読むことはありません。
難解な言葉を、貴重な時間を使ってわざわざ調べることはめったにありません。
何度も繰り返して読むほど、採用担当者も暇ではない。
読まれるとすれば、おそらく1回でしょう。
その1回で意味がわからなければ、アウトなのです。
「何だか難しいことが書いてあるな。意味がよくわからない」
内容がわかりにくければ、最後まで読まれない場合さえあり得ます。
社会は、厳しい世界です。
1回しか読まれないことを前提に、自己PRや志望動機などを見直してください。
わかりにくい言葉などは、使用しないのが鉄則です。
すらすら読めて、印象的な内容になるように心がけましょう。