「性格は明るいほうですか、暗いほうですか」
「プラス思考ですか、ネガティブ思考ですか」
応募者についてよく知っているのは、応募者です。
応募者の性格を直接聞くことで、応募者の内面を、手早く把握したい狙いがあります。
もちろん自己申告のため、すべて信用されるわけではありませんが、アピールの1つになるでしょう。
答え方のポイントとしては、基本的に正直に答えることが大切です。
明るくてポジティブな性格の人は、にこにこしながら明るく答えると、説得力が増すでしょう。
明るく話す様子が、明るい性格である証明になるため、面接官もうなずいてくれるはずです。
「落ち込むこともありますが、そんなときは明るい音楽を聴いたり散歩をしたりして、自分を励ましています」
こんな補足説明ができれば、なお好印象です。
問題は、暗くてネガティブな性格の場合です。
暗い性格やネガティブな性格は、表現の仕方を工夫しましょう。
たとえば「暗い性格」は「落ち着いた性格」と言い換えられます。
「暗い性格と言われることもありますが、私は落ち着いた性格として気に入っています」
「ネガティブな性格」は「物事に対して慎重な性格」と言い換えられるでしょう。
「ネガティブな性格と言われることもありますが、私は、慎重な性格の裏返しだと思っています」
マイナスをプラスに変える言い方を心がけ、少しでも前向きで明るい印象になるよう心がけることが大切です。